消費者金融を利用した衝撃の体験談
今から5年前ほどの話になりますが、人生で2度目の消費者金融を利用しました。
利用した消費者金融はアイフルです。
当時私は24歳でしたが転職を繰り返したり仕事をしていない期間があったりとお金に困っていました。
車のローンや携帯代、交際費など貯金を切り崩していましたが貯金も底をつき、ご飯を買うかタバコを買うか迷ったりするような生活でした。
そんな中、引越しをしなくてはならなくなり、料金が安めの単身パックを利用することにしました。
それでも数万円は必要になりました。
そこで、たまたま住んでいた場所の近くに消費者金融の無人契約ルームを利用することにしました。
ちょうど仕事が見つかったタイミングでもあったので、「少しだけ借りて収入が出来たらすぐに返せばいい」と軽く考え、無人契約ルームに入りました。
ネットで調べて契約の際には本人確認書類や直近の給与明細などが必要と知っていたので免許証とアルバイトをしていた会社の給与明細を持参して契約ルームを訪れました。
初めての経験でしたが無人契約機の案内やオペレーターの指示に従い30分ほどで契約から審査、融資額決定まで済みました。
当初の利用限度額は10万円でした。数万円あれば生活費の足しに出来たり止まっていた支払いが出来る状況でしたので10万円という融資額は自分にとっては満足いく金額でした。
契約ルームを出てカードを受け取った後、そのまま併設されているATMにて3万円を引き出しました。
そのまま車のローン支払いの為、督促状を持ってコンビニに向かい支払いを済ませました。
残りのお金はとりあえず生活費に回すことにしました。
本来ならこれで十分のはずでしたが「いつでもお金が借りれる」ことや「限度額までもう数万円ある」と思ってしまって友達と遊びに行くために追加で2万円を引き出してしまいました。
仕事は見つかりましたがすぐに給与が振り込まれる訳もなく、また生活費の足しに数万円を引き出しました。
各支払いと交際費にと、あっという間に限度額の10万円に到達してしまいました。
その時に追い打ちをかけるかのように忘れていた税金の督促状が届きました。
当然手持金は残りわずか、ここからお金を出してしまえば後の生活が厳しくなります。消費者金融の方も限度額いっぱいで利用できずという状況になってしまいました。
結果的に融資額の増額を申請しに再び無人契約機に向かいました。
申請は通り限度額はプラス10万円となりました。
トータル20万円の借金を背負うことになりました。
その後は運よく、仕事が調子よく続き毎月2万円ずつ返済を行っています。
お金の価値を理解できなかったその先の幸せを逃さないために
私が初めて消費者金融の武富士(今はもうありませんが)を利用したのが、2001年頃でした。
当時、私は専門学校に通っており。
学業が終わった後、パチンコ屋でバイトをしていました
すると自然とギャンブル関連の雑誌を購入するようになり、雑誌に記載されていた「スロット攻略法」に注目するようになりました。
このスロット攻略法は、ある手順を踏むと強制的に大当たりを引けるというもので情報量として20万円が必要でした
アルバイト代ではこの20万円を賄えず、当時、最も勢いのあった消費者金融である武富士で30万円を借りてしまいました。
参考:即日融資
こうして念願のスロット攻略法を購入しましたが当たりが引けず、また次の攻略法を購入するといった悪循環にハマっていきました
そして気が付いた時には
武富士:80万円
プロミス:20万円
アコム:30万円
計130万円もの借金を20代前半で抱えることになりました
当時を振り返ると、まだ若く、お金の価値もありがたみもわからなかったので万単位のお金が、湯水のごとく出てくるようなそんな錯覚に陥っていたような気がします
返済は返済遅延を起こしながらも返済しては空いた枠を使いまたお金を借りて、結局元本は減らないままただただ、利息を払っているような状態でした。
こんな状態でも、正社員の仕事をしていて独り身だったので給料の範囲内で、何とか生活できていました。
そんな生活の中で、完済をするきっかけとなったのは当時のテレビ、雑誌でみた「過払い金の返還」でした
自分にも、そういった過払い金があるかもしれないと思い近郊の司法書士事務所を訪ねました
過払い請求をするにあたり、これまでの消費者金融の利用明細を求められましたが何故か会社のロッカーにため込んでおり、この明細を証拠とし過払い請求ができることになりました
過払い請求から1ヶ月後、司法書士の先生から連絡が入りうまく事が運んだようでした。
武富士から50万円の過払い金を回収し、この過払い金を元手に残りの消費者金融の返済に充て足りない分は、返済計画書を作成して頂いて、その通りに返済していきついに借金をゼロにすることができました
返済を完了するまで、実に13年も要しました
その間は、欲しいものがあっても手が届かずいつもお金があったらな、という不安とストレスに苛まれていました。
現在は消費者金融からは借り入れはありません。
クレジットカードは持っていますが、妻に厳しく管理されています。
誰かに管理されているほうが、私には合っているようです。